諸々の話(3/29)

2022年3月29日 映画
諸々の話(3/29)
では映画ネタを一つ
「パラサイト 半地下の家族」でお馴染みの
ソン・ガンホの初主演作だったと思います。
「シュリ」「JSA」「イルマーレ」「八月のクリスマス」等々が
私の世代での”入り口”の作品として語られると思いますが私はこれ。

予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=n2VmlQT_X5w
銀行員の主人公、職場でヘマをするとヘッドロックを掛けてくる
嫌な上司がいて、こいつの技を返し方を習うためにプロレス道場
の門を叩くのですが・・・・という内容のコメディ映画。

”凶器”の場面とか笑えるシーンが多いのですが
ラスト間際のユ・ビホ(キム・スロ)との試合のシーンは
一転してカメラワークともども凄い。
場外乱闘を含めスタントを殆ど入れずに演じているのではなかろうか?
ポン・ジュノ監督の作品の中で脈絡もなく”ドロップキック”が炸裂する場面が
ありますが、この映画が元とも云われております。
ヒロインの館長の娘さん役はチャン・ジニョン
綺麗な方でしたが惜しくも夭折されまして・・・。

監督はキム・ジウン
「箪笥」はホラー映画で結局顛末がよく判らん映画で・・・
「悪魔を観た」は凄惨極まりない地獄の様な内容で人には勧められない。
「密偵」はよく出来た大作で面白かった。鶴見慎吾の悪役っぷりが中々。

・・・・この監督の作品も何気に観ていますが、
お茶の間で笑いながら観れるのは”反則王”だけじゃないかなw

諸々の話(12/11)

2021年12月11日 映画
諸々の話(12/11)
今しがた、CSで観ていて、”ああ、何か判るわー”と
いや、”お前ごときに・・”とかは思っていませんが
仕事の事を考えるとすぐ闇落ちしますねえ orz

いかんいかん、修行が足りないんでしょうか?
少し落ち着かないといけません。

”サマーウォーズ”以降の細田監督は家族をテーマにした
作品を作っていた感じなんでしょうか?
これも絵本になりそうな話で良いと思います。
家族連れで観に行ける作品も必要です

諸々の話(10/30)

2021年10月30日 映画
諸々の話(10/30)
昨晩編集版が放映されたアニメ”ヴァイオレット・エヴァーガーデン”
のエピソードの中では”傘持って池を3歩歩けた(観た人は判る)”
という話が好きなんですが、あのシーンでふと思い出したのがこの映画。
(VHSで持っています)
この主人公の師匠は池の上をととととと・・・と走れるんです。
ちなみに弾丸を避ける術を操るのも”マトリックスのネオ”より
師匠の方が10年ぐらい先だったはず。

何が云いたいかと云いますと
すべてはこの映画から始まった・・・・・
違うかw

諸々の話(10/23)

2021年10月23日 映画
諸々の話(10/23)
多少ネタバレになるのですが、17年前にこの映画を観て
”んなもん、ストレスでここまで白髪になるもんかな?”
という感想を持ったのですが・・・・・。

いやあ真っ白とまでいかなくともかなりのもんでしたねえ orz
8月ぐらいがMAXだったかな?
年忌が無事に終わって、それ以降ご飯の量を増やしていたのですが
徐々に元に戻ってきているようです。
髪の毛も抜けたような気もしますが、まあこれは
また丸刈りにすればいいだけなので・・・。


諸々の話(10/12)

2021年10月12日 映画
諸々の話(10/12)
本作は私の地元では上映されなかったような気がしますが
やっとこさネットで観る事が出来ました。

北朝鮮と韓国の国境付近で投げ網漁?を営みながら細々と暮らしていた
北朝鮮に住む主人公が、漁の最中に網がスクリューに絡まって潮に流されて
韓国水域に漂流してしまい拿捕される。
んで、案の定スパイ扱いで拘禁されて
”ここまでの経緯やら身の上を洗いざらい書け”と作文をさせられ、
出来上がったら”これは事実と異なる、もう一回書き直さんかい!”と
検察官に何度も何度も書き直しを迫られると。
その最中に亡命も進められるわけですが、主人公はただただ
元に住んでいたところで家族と一緒に暮らすことを望んでいて
・・・という内容。

キム・ギドク監督の作品にしては狂気が感じらず、ひねりもあまりない
という点では若干物足りないかな。
ご存命の頃は毎度”こんな事ありえへんわー”という奇怪な話を
期待してましたので・・・これだと、実際にありそうですもんね。

諸々の話(9/28)

2021年9月28日 映画
諸々の話(9/28)
地元での上映は昨年でしたがコロナ禍で観に行けなかったので・・・・。
この作品は静かで時の間が長い映像で最近の韓国映画にはない
雰囲気ですが、内容は結構苛烈な環境に置かれた女の子
のお話で・・・。

個人的に名作扱いしている”マルチュク青春通り”でも描かれた
韓国の学歴社会や家族に対する遣り切れない鬱積した思いを持つ
主人公の心情を描いていて、評判通り良作だと思いますが、
”マルチュク~”のクライマックス、”屋上に来い”以降に
比べるとカタルシスに少し欠けるかなと。
・・・・比べたらいかんか。
どうもヌンチャク振り回して”学校なんかくそくらえ!!”
とすべてを破壊して学校を去る気持ちの方が判るので・・・(^^;
https://www.youtube.com/watch?v=lsr9VahkiPA

主人公を演ずる女優さんが非常にいいですね。
女性に観ていただいた方が判ると思います。

諸々の話(9/19)

2021年9月19日 映画
録画しておいた藤沢周平原作の映画時代劇、”山桜”、”花のあと”
を連発で観るという中々優雅な一日を過ごしておりました。
原作は両方とも未読で映画も初めて見ましたが、
”花のあと”の北川景子の凛とした女剣士は格好良かったですし、
”山桜”の人情噺も良かったですわ。
隠し剣シリーズの2作品は好きなんですが少々血生臭いものがありますし、
こういう毛色が違う作品も良いですね。

いやあ、まあ、しかし・・・・どこか行きたいですねえw

諸々の話(6/22)
先日、CSで放映されていたので録画して観ました。

麻薬密売組織のアジトを見つけた麻薬取締官のグループが
アジトのお向かいにある鳥の唐揚げ屋さんを店ごと買い取って、
店に偽装しながらアジトの監視を続けていたところ、
思いがけずおいしい唐揚げを開発してしまって店が繁盛、
本業が疎かになるという・・・序盤の展開。

ノリは昔のチャウ・シンチー監督の作品に近いかな?
個人的にはシリアスな内容の中で小ネタや皮肉った笑いを取りに来る
のが韓国映画の特長かなと思っているのですが、
この作品は純粋にコメディ映画として判りやすいシチュエーションで
笑いを取りに来るので娯楽作品としてとっつきやすいと思います。
アクションシーンも派手ですしバランスが良いです。

うん、”パラサイト”より安心してお勧めできますw
諸々の話(5/31)
親に自転車を強請って買って貰ったのは確か小5の時。
何故か有った近所の自転車さんで。
うちの親兄弟は鬼故に

”コマなんぞ付けたら上達しない”

とコマを付けずに自宅前の路上で練習を命ぜられました。
で、購入当日10mも走らぬうちに転倒して側溝に顔から
ダイブして顔の右半分に擦過傷と打撲傷を負い、
学校に行けば早速”お岩さん”というあだ名をつけられた
思い出が鮮明に蘇えります。
後年、自転車で1日に200㎞近く走るとか、実家でそのまま
独り住まいになるとはその時は判るはずもなく(笑)

観た人には判る事を書きました。
意外とコンパクトな話でカタルシスを得る訳ではないのですが
絵本を読んでいるような感じでいい作品だと思いますよ。
諸々の話(4/4)
昨晩、田中邦衛追悼特番で”北の国から’87”初恋"を久し振りに観、
今日は曇天で自宅静養。
まずCSで再放送中の”ひよっこ”を・・・
続いて録画していたジョン・ウィック”の最新作を・・・・
夕ご飯の支度をしながらDVD購入後20年近く寝かしていた本作を・・・。

初恋、初恋、皆殺し、初恋・・・・。
横山めぐみ、有村架純、キアヌ・リーブス、チャン・ツィイー・・・。

違うものが混じってるな。

これもいい映画でしたわ。
何で寝かしていたのだろうか

諸々の話(4/2)

2021年4月2日 映画
諸々の話(4/2)
火の悪魔カルシファーか・・・ほろ苦い思い出が(笑)

岩井俊二の監督の”ラストレター”が昨日CSで放映されておりまして、
録画しつつ改めて観たのですが、"Love Letter"の酒井美紀と
”ラストレター”の森七菜って外見がそっくり、ふり二つやなーと。
・・・・狙ってキャスティングしたのかな?
諸々の話(3/4)
CSで放送していたものを録画して今朝視聴。
詩人である旦那さんが極端な”来る人を拒まず”な人で
自宅に次から次へと来訪者がやって来ては好き放題にされてしまい奥方がパニックに陥るという・・・ざっくりと云うとこういう話。

何で公開禁止になったかはまあ、ショッキングな場面がある事も
さることながら、公開しても客が入らんというのもあったのでは
なかろうか・・・
キム・ギドク監督の遺作”人間の時間”と世界観が似ているような
気がしないでもない。

宗教に対する皮肉を込めた内容なんだろな~との感想を持ち、
旦那さんは神仏の類とみて間違いないとして、それに対する奥方は
”何かの修業でもさせられとるのか?”とちと考えましたが・・・・。
webのレビューを観て納得。

本当にグロい場面があるので万人にはお勧めできません(R15指定)
し、ホラーを期待すると肩透かしを食らうでしょう。
パニック映画・・・・になるのかな?

諸々の話(2/19)

2021年2月19日 映画
諸々の話(2/19)
まず、昨年劇場公開されながらコロナ禍で何となく見損ねてしまっていた”チイファの手紙”をCSで観て、”おお、岩井俊二復活したなあ”と感慨に更けておりましたら、邦画版もある事を知り昨日Amazonで鑑賞。

まあ、これは時間とコストをかけて両方観た方がよろし。
原作も読んだ方が良いんでしょう。
この人の映画はちょっとややこしい設定があるので。

手紙を題材にしたお話なので中国映画である”チイファの手紙”は
字幕を読む方作業が入る分、しっくりくるような気もします。
群像劇としてのラストの補完の仕方が前向きなのが良かったですね。
叙情的な雰囲気も素晴らしい。

で、本作は登場人物の相関関係を若干シンプルにした上、
個々の描写が芸達者な日本人俳優を使う事でコミカルな部分を
足しつつ、元々あった群像劇的な部分は若干減らした感じかな?
娘さんはきっと立ち直るんでしょうが、鏡史郎さんはまだまだ
引きずりそうだな・・・・という感じがしないでもないですね。
演出の差なのでしょうが何となく寂しげな締め方な気がしました。

あと、妹さんの”玉砕”の件は両者とも可哀そうすぎて・・・。

雑記ですが・・・漫画家の夫役の庵野英明が書いているイラスト、
鶴田謙二の絵やなと思っていたらやっぱりそうでした。
ややこしいなw
諸々の話(12/27)
いやあ、コロナ禍を例えるならば”ナウシカ”よりも
むしろこの作品ではなかろうか・・・。



年末も押し迫った時にキム・ギドク監督の訃報が・・・・
これはショックすぎる。

変な言い方、大林さんは心の準備が出来ていたのですが、
佐々部清さんとキム・ギドクさんはまだ若いし。

しかし、これはキツイなあ・・・。
マジか・・・。
信じられない。


諸々の話(10/22)
1000円で売っていた輸入盤を購入して、
そのまま封を切らずに10数年。
ほったらかしにしていましたが今日ようやく観ました。

評判通り非常に良い作品でございました。
初期の岩井俊二の作品に近い感じかな。
日常的なエピソードを重ねる形のストーリーで
主人公の穏やかな笑顔が印象的でありました。
余韻が残るラストが素晴らしい。

昔はこういう穏やかな作品を観ていたんだけど・・・・。
近年、観に行くのは”殴る蹴る刺す、血みどろ”の所謂ノワール系ばかり。
やっぱ荒んでいたのかしらねえ(^^;

諸々の話(9/9)

2020年9月9日 映画
諸々の話(9/9)
夏場はあまり体調がよくないなあ・・・と思い、
この日記で過去2~3年を振り返ると
何かしら良からぬことが起きて結構思い詰めている様子。

で、昨日。
ふと思い出し、録画していたこの映画を観返して

”これはどう解釈すればいいのかなあ~”

なんて思いながら結局マジマジと観てしまった。
この映画の初見もちょうど今頃。

”雷が鳴る季節”

”お前らなんて雷に打たれて死んじまえ!!”
と主人公たちに云った本人に雷が落ちたシーン。
ゆらゆらと立ち上がってトコトコ歩いてぽてっと
倒れるも生還した”第一目撃者”

あれは何の伏線なのだろうか?
國村隼演じる”謎の日本人”の怒りに触れたのか?
個人的には笑いを取りに行っているとしか思えないのだが・・・
これもこの映画の謎の一つ。

諸々の話(8/3)

2020年8月3日 映画
キム・ギドク監督の新作”人間の時間”を観てきました。

https://ningennojikan.com/

”ノアの方舟”、”七つの大罪”をモチーフにして、
”ノアの方舟に人間だけ乗っけるとこないなりますわ”
という皮肉を込めたような作品だと思うのですが、
過去作”メビウス”に纏わる一連のスキャンダルの
韓国世論や司法に対する返答というか怒りを捨て鉢になって
表現したとも思える・・・
個人的にはこっちの方がピンとくるかな。

”シムソンズ””女子ーズ”に出ていた藤井美菜さんが
体当たりというか捨て身の演技をしておりますが、
キム・ギドク監督の映画を見慣れていて、
毎度”どのような救いがない終わり方になるのか?”
を楽しみにしている私でさえ

”うわああ~↓”

となる、あらゆる意味でハードコアな内容なので
気軽に勧めできない・・・”是非観てください”
と書くと人格を疑われるであろうw

しかし、よく上映出来たな、これw
諸々の話(7/10)
ニュージーランドの首都ウェリントンには
人知れずルームシェアをして生活している吸血鬼が居るのですが、
彼らの生活ぶりをTVスタッフ班が密着取材しましたよという
内容のコメディ映画。

吸血鬼ドラキュラの原作を読んだ人とか古典の怪奇映画を見ている人だと内容が判りやすいと思います。

例えば・・・吸血鬼は人から招かれないと家の中に入れないという
掟があるのですが、現代に生きる彼らはクラブで遊ぼうにも

吸血鬼:”我々を招待してくれ”
スタッフ:”入場料を払えば入れてやるよ”
吸血鬼:”いや、招いてくれよ”

てな感じで入場が出来ない。

同じ町に住む狼男のグループとは仲が悪く、道で鉢合わせになると
罵り合いが始まり、吸血鬼が棒を投げるふりをすると狼男の一人が
釣られて走り出す等、小ネタで確実に笑いを取るのですが、
コメディとはいえ人間がさりげなく凄惨な形で犠牲になっておりまして、
そこそこ怖い場面もあるという、バランスが良くてなかなかよく出来ている
作品だと思います。

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