詩人である旦那さんが極端な”来る人を拒まず”な人で
自宅に次から次へと来訪者がやって来ては好き放題にされてしまい奥方がパニックに陥るという・・・ざっくりと云うとこういう話。
何で公開禁止になったかはまあ、ショッキングな場面がある事も
さることながら、公開しても客が入らんというのもあったのでは
なかろうか・・・
キム・ギドク監督の遺作”人間の時間”と世界観が似ているような
気がしないでもない。
宗教に対する皮肉を込めた内容なんだろな~との感想を持ち、
旦那さんは神仏の類とみて間違いないとして、それに対する奥方は
”何かの修業でもさせられとるのか？”とちと考えましたが・・・・。
webのレビューを観て納得。
本当にグロい場面があるので万人にはお勧めできません（R15指定）
し、ホラーを期待すると肩透かしを食らうでしょう。
パニック映画・・・・になるのかな？
コメント
とあるエピソードを境にさらにエスカレートしてラスト間近では
究極の”人多すぎ”状態になってしまうので、主人公である奥さんの
目線で観るとパニック映画になりますが、俯瞰の立場でを観ると
”神の創造と人間による破壊”というテーマが見えてくるように
思えました。
まあ、描写がとにかくグロいので・・・・ｗ