感想

2007年1月9日 TV
昨日から調子が悪かったのだが、やはり今日も調子が悪く
寝込んでしまった。
やはり正月早々暴れまわった疲れが出てきたか(^^;

>ドラマ版すみれの花咲く頃
見終わった感想としては意外と原作に忠実な部分が多く、
原作の話に枝葉をつけて仕上げたという印象。
放映時間とおそらく制作費の関係からか、原作でいう
最終話(起承転結の結の部分)の部分がほぼカットされて
いたのが残念・・・・まあ、ここは京都ロケがなかったのと
若林さん役がキャスティングされていなかった時点で判って
いた事だが、この作品は最終話が涙モノなのにさ・・・・。
”枝葉”の部分については主人公の心の閉塞感はうまく描けて
たと思うし「ぼくはあす十八になる」の続編との位置づけと
してはなるほどと納得する出来。

おやっと?させたのは主人公が結局宝塚を受験しなかった事か。
それでも悪くないかもしれんがこれでは主人公の宝塚受験の
動機が軽いものになるではないか?
ここは原作どおり受験して不合格→修学旅行中にこっそり抜け
出して宝塚へというシナリオで見たかった(TOT)
まあ、これも原作を知る者故の話なので視聴者の方々の大半は
気にならんというか・・・むしろいいシーンだったのかな。

キャストについては文句なし。
多部さんも良かったが高井役の濱田君が素晴らしかった。
物語中で彼をもう少し動かしてほしかったような気もしますが、
尺が75分しかないので難しいかなあ。

・・・とさんざん文句を書いてますがこれは原作と比較してしまう
悲しい立場故の事でして、全体的にはいい話に仕上がっているのは
間違いありません。
まあそのうち地上派(おそらく深夜か早朝)で放映されると思い
ますがその時にはぜひ御覧いただきたいドラマであります。
そしてこの機会に(本当に寡作ですが)、松本剛さんという本当
にいい作品を書いている漫画家がいる事が少しでも世に知れれば
と思わずにはいられません。
(3月には原作復刻版の発売が予定されています)

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