「時をかける少女」　

2006年8月4日映画

＞時をかける少女
まあ「ゲド戦記」ならおっさん一人でも観に行けん事も
ないのだがこれはどうなんだろうか。
話自体は原作を知らずとも大林版と角川版を観ているので
結末は知っているし、充分大人の鑑賞に堪えゆる映画の筈だ。
むしろ尾道三部作を知る者は観るべきだ・・・・・
いやしかし予告編観ると今ひとつパッとしねえ・・・
とりあえず主題歌は名曲だが・・・
そもそも映画館でアニメーション映画を観るのは
東映まんが祭り以来30年ぶりではないか。
どうも気がひけるなあ・・・・
と2〜3日考えた挙句、結局観に行ってきました。

話の内容は何度も何度も映像化されているのでご存知の方
が多いかと思いますし、今回の話もアナザーストーリでは
ありますが結末は・・・なので詳細は割愛します（頭が悪
いので書けん）が画、脚本ともに本当に素晴らしいです。
（追記：主役級の3人を”大の野球好き”に設定して
　キャッチボール/野球をさせた演出が秀逸。
　この設定は物語に効果的に作用していると思う）

いやあ・・個人的には「天空の城ラピュタ」以来のアニメーション
映画の傑作を観た（まあ私はこの手の話が大好きですので、
一般の方は2分程度割り引いて考えてください）
という感じがします。
「ゲド戦記」「ブレイブストーリー」と比較しますと宣伝
も少なく上映も少ないようですが、近場で上映されている
ようでしたらぜひ御覧になってほしい作品であります。
ご家族でも御一人ででも是非・・・おっさん一人でもこれはOK。
私はこれ、DVD出たら絶対に買います。
5回は観るな。