DVD ジェネオン エンタテインメント 2003/08/22 ¥4,935 大林宣彦監督が、故郷である尾道の市制百周年を記念し、『ふたり』『あした』に続く新・尾道三部作の完結編として描いたファンタジー映画。夏休み。いつも考え事をしていて周りから「ボケタ」と呼ばれる小学5年生の由太(厚木拓郎)は、呆けたおじいちゃんを監視するため、単身尾道に派遣される。祖父の賢司郎(小林桂樹)は、少々変わっ…

実は”Flying 桂樹(ラストには菅井きんもflying)”の
構図からして”これはキワモノかもしれん”と大林映画好き
の私も食わず嫌いしていた映画でした。
で、このほどCSで放映されたのでじっくりと観てみました
ところ・・・・・実にいい映画、”時をかけるじじい”
的な話で典型的な大林ファンタジーでした。

しかし小林桂樹さんのはっちゃけぶりが実に良いですなあ。
ある意味体当たり、今までご自身が築き上げた厳格な爺さん
(まあこの映画でもそうなんですが)のイメージをぶっ壊す
かなような場面もありますな・・・空飛ぶ場面はすげ〜妙。

で、こうしてじっくり観ていますとこの作品、尾道3部作×2の
”締め”的なもの、過去の作品の集大成的なものを感じますなあ・・・・
大林さんはもう尾道では映画撮らないかも?なんて事を思って
しまいました。

しっかし山中恒原作ものには外れなしだな(断言)
やはり大林さんにはこういうのを撮ってもらいたいですな。

あえて難点をあげますと・・・・大林さんは何でこう必然性の
ない所で女優さんを脱がしたが・・・・・以下ry
「野ゆき山ゆき海辺ゆき」あたりからどうもこうなんていうか
もう・・・ありゃもう癖だよな。

コメント

nao
2006年6月17日22:03

あは、ご覧になられてましたかー。
今、CSで放送してましたね。こちらは大雨で途中で切れました。
こんなことは初めてです。録画していたのに・・・失敗です。
この映画、子供と一緒に何度も見ていて、子供たちも大好きなんですよー。
今年の夏はまた尾道に行くつもりですー。
確かによく脱がしますよね(苦笑)
この映画に宮崎あおいが出ていたと初めて発見しました。。というか彼女がそうだったのかと..
大林映画に出た俳優さんって結構、後から売れっ子になる人、多いですね。
この映画を最後に尾道の映画は撮ってないのでしょうか.大林監督。

underhand54
underhand38
2006年6月17日22:42

これはまた素早いレスありがとうございます(^^)
日本映画専門チャンネルですと6/22(木)にまた放映
がありますので私もこれは録画しようかと思ってます。

>尾道
う〜ん、大林監督はこの作品の次は「なごり雪」と「理由」だった思いますので尾道では撮ってないと思いますよ。

>脱
「あした」も好きな映画なんですが、これがまた
 ”おいおい”でして(^^; 別にいらんだろ〜。
 宝生舞(好演でした)もこの後「なごり雪」で・・・(ry
 
 宮崎あおい登場の場面もねえ
 ”何でそうくるかなあ〜” と(爆)
 宮崎あおいもいい女優さんですね。
 「好きだ、」観て改めてそう思った次第です。 

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