DVD ハピネット・ピクチャーズ 2005/07/29 ¥3,990 『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれ…

私ら「うらあ、パチキ入れたろか!!」って云ってましたけど・・・もっと上の年代は”パッチギ”なのか?

映画の持つテーマ/音楽の使い方が似ている「チルソクの夏」と比較してみると監督の思惑/表現方法の違いがみえて面白いかも。
暴力描写で眉をひそめ(っつーても「マルチュク〜」の主人公も鉄のヌンチャク振り回してたぞ)、政治的な描写を観て否定的な意見に転じる人もいるのでしょうけど(私にはそういう映画とはとても思えんけど)・・・基本的にはこの映画の関西系のどぎつい笑いがどこまで受け入られるかが評価の分かれ目になるのかな〜と思ったりしております。
私的にはケンコバ演じる大西君が率いる空手部の面々がむちゃ面白かった・・・・・特に”親善サッカー”の件は傑作。

なにはともあれ爆笑した後に感動する映画なんてめったにお目にかかれないし、なによりも主役から脇役まで画面の中で生き生きしている。
関西人のためにあるかのようなこの映画、傑作だと思いますよ。

ちなみに私の高校時代、ある学校の生徒(現校名は神戸・・うわやめとけ)を1人いじめると次の日に10数名の精鋭部隊がわざわざお礼に来てくださるというこの映画の冒頭のシーンそのものの”都市伝説”がありまして・・・・・それ思い出して爆笑しました。
その当時は恐かったんだけど今は懐かしい。

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